がんばらないことの意味

いつからだろう
小さいころからがんばっていた。

親の期待に副うため?
周りの人にみとめてもらうため?

いや
それ以前に
がんばることに価値を求めていた。

がんばらない人はダメな人。
そう教えらえてきた。

私は発達障害がある。
小さいころ周りの子どもが普通にできることが私にはできない
そんなことが多くあった。

だから親としては
「頑張りなさい」と言い聞かせたのかもしれない。

大人になってから仕事をするようになった。
それでも
がんばらなければいろんなことができない。

当たり前のことだが、がんばっていると疲れる。
多くの人が普通にできることですら頑張ってるのだから
いつも疲れていた。

そして、がんばりすぎて息切れを起こす。
私に転職が多いのはこのせいかもしれない。

息切れを起こしたときは、体調が悪くなる。
病院や薬と縁が切れない体になっていた。

原因不明の難病になったり。
精神疾患になったりと
私の体は常にしんどい状態だった。

数年前に農業をはじめた。
今までと同じように、最初はがんばった。

そして同じように息切れをした。

しかしあることがあって、考えを変えた。

がんばらないことにした。
そうすると、
がんばらなくてもできることに気づいた。

今日もがんばらないで農作業をしようとおもう。